2024/03/04 16:55


 異なる犬種同士を組み合わせた犬種のことを言います。
 純血種同士を交配させて、意図的に作出した犬を「ミックス犬」といい、両親のどちらか、
 もしくは両方の犬種名が分からない、意図せずに生まれた犬を「雑種」といいます。
近年ミックス犬が人気を集めている大きな理由は、オンリーワンの可愛さがあるという点です。
 同じ両親から生まれた兄弟であっても、体のサイズや顔つきなどの容姿や性格が異なる場合も
 多いです。また、子犬のときと成犬になったあとで、想像とまったく違う見た目になることも。

 飼い方のポイントは、両親にあたる犬種を知ること。両親にあたる犬種を知ることにより、
 必要な食事量、運動量、かかりやすい病気等を知る目安になります。
 また、決まった飼育方法が確立されていないので、飼い主の方が常に犬の健康状態に気を配る
 必要があります。食事量や運動量を調節し、獣医師などに相談しつつ、ミックス犬に合った生活
 を送らせてあげなければいけません。










純血種と比べて、ミックス犬は個体差が大きく両親のどちらの性質が強く出るか予想も難しいとされています。両親のどの部分が出るか予想がつかず、成長に連れて姿が変わっていくのがミックス犬の魅力です。
しかし、ミックス犬の場合は専用のアイテムが非常に少ないのがデメリットです。ペットフードや犬用の洋服のサイズなど愛犬に合ったものを探すには、少々苦労が伴うでしょう。
チワワやポメラニアンなど小型犬種のうち、特にサイズが小さい犬は「極小ミックス犬」と呼ばれます。犬種にはそれぞれ標準サイズがありますが、極小犬は成犬になってもかなり小さいのが特徴。体が小さいぶん、平均サイズの犬とは運動量や食事量が少なく、様々な配慮が必要です。

個体差はあるものの、一般的にミックス犬は身体が丈夫だと言われています。これは純血種特有の遺伝病リスクが少ないことに加え、「雑種強勢」が関わっています。それぞれの犬種の血統が混ざることにより、遺伝的になりやすい病気の発症率を下げたり、軽減したりするからです。

またアレルギーフリーの犬として作出されたミックス犬も存在し、抜け毛が少ない犬種同士を掛け合わせたミックス犬は、抜け毛がほとんどありません。
純血には純血種の良さがあり、ミックスにはミックスならではの良さがあるということですね。あなただけのオンリーワンのわんちゃんに出会ってください