2025/11/16 19:34

11月は冬がぐっと近づく季節。寒さ対策や運動の工夫、冬ならではの注意点が増える時期です。犬と一緒に過ごす冬をより安全で楽しくするための雑学をお届けします。読み終わったらすぐ実践できるポイントばかりなので、今週のケア計画に取り入れてみてください。
冬の運動と健康
- 暖かい時間帯の散歩を取り入れる理由
- 低温時は血流がよくなるタイミングが限られ、体温管理の負担を減らすには日中の暖かな時間を活用するのがコツ。日没前の1〜2時間を目安に、歩幅をゆっくりめに安全を優先して散歩を組み立てると、体温低下を防げます。
- 屋内トレーニングの活用法
- 雪や霜で滑りやすい日は、室内での知育玩具やトリック練習を取り入れ、運動量を確保。ジャンプ系や強い衝撃を伴う動作は控え、低負荷のゲームで筋肉を保ちましょう。

冬の毛づくろい・被毛ケア
- 被毛の役割とメンテ
- 冬は保温のため被毛が厚くなる一方、毛玉が増えやすい時期。こまめなブラッシングで抜け毛を取り、結びつきを防ぎます。特に背中から腰周りは絡まりやすいので、短時間でも日常的に習慣化を。
- アウター選びのポイント
- 風を通さず体温を逃がさない素材を選び、サイズは肩まわりのゆとりと胴回りのフィットを両立。裏地の起毛感や防水性も冬の散歩には重要です。

- 冬の毛づくろいのポイント
- 毛玉や抜け毛対策には、乾燥対策も意識してブラッシングの頻度を調整。睡眠前の短いブラッシングでリラックス効果も期待できます。
- 足裏ケアと寒さ対策
- 冬期は地面の温度が低く、犬の肉球がひび割れしやすくなります。靴の利用は保護と滑り止めの両方に有効です。外出前に肉球クリームを薄く塗ると保護にもなります。

冬の食事
- 冬向けのおやつ選び
- サツマイモやカボチャは繊維質が豊富で、茹でたり蒸したりして適量を与えるのがおすすめ。脂肪分の多いおやつは控えめに、カロリー管理を意識してください。
- ヒト食品NGの再確認
- 冬はチョコレート、玉ねぎ系、レーズンなどの危険物が多く手の届く場所に置かれがち。クリスマスや年末の贈り物でも犬が口にしないよう注意。誤飲した場合の対処法を簡単に家族で共有しておくと安心です。

冬の視覚と嗅覚の変化
日照時間が短くなると視覚情報の処理が変化。逆に匂いは一層重要な情報源になることも。落ち葉の香りは嗅覚刺激として楽しめますが、異物混入のリスクにも注意。
年末年始の安全対策
クリスマスや新年の飾り、贈り物用のおもちゃには小さな部品が誤飲の原因になり得ます。噛み心地がよく、口内を傷つけにくい素材のものを選び、破損時はすぐ撤去を心掛けてください。

寒さで興奮しやすい犬への対応
外遊びの頻度を調整し、室内トレーニングを増やすと安定します。興奮時は短時間の集中トレーニングを複数回に分けるのがおすすめです。
季節の環境変化に強くなる習慣づく
同じルーティンを崩さず、毎日のスケジュールを少しずつ固定化。太陽光のリズムに合わせた日課を作ると、ストレス緩和に役立ちます。
寒さが本格化する前の今こそ、冬支度を整えて犬と過ごす時間をより安全に、楽しく。今日紹介した雑学を日々のケアや遊びに取り入れて、冬の散歩や室内時間を充実させましょう。