2026/03/28 19:33

柴犬やコーギーなど「ダブルコート」のワンちゃんと暮らす飼い主さんにとっては、別の意味でソワソワする時期ではないでしょうか。

そう、1年で最も激しい「春の換毛期(抜け毛祭り)」の到来です!

抜け毛のスイッチを入れるのは「お日様の長さ」

「暖かくなってきたから毛が抜ける」と思われがちですが、実はもう一つ、大きなスイッチがあります。
それは「日の長さ(日照時間)」です。

3月後半、春分の日を過ぎると昼の時間がぐんぐん長くなります。
ワンちゃんの脳は、目に入る光の量の変化を感じ取って、「あ、これから夏が来るぞ!準備しなきゃ」と判断するんです。だから、室内飼いで気温が一定でも、この時期になると不思議と毛が抜け始めるんですね。

自分の「分身」が作れるほど抜ける!?

ダブルコートの犬には、硬くて太い「オーバーコート」と、ふわふわの綿毛のような「アンダーコート」があります。
換毛期に抜けるのは、主にアンダーコートの方。

これは、冬の間ずっと着ていた「高性能な天然ダウンジャケット」を脱ぎ捨てるようなものです。
ちなみに、1回の換毛期で抜ける毛の量を集めると、その子の体の大きさと同じくらいの「分身」が作れると言われるほど。
それだけのエネルギーを使って生え変わるのですから、この時期のワンちゃんは意外と体力を消耗しているんです。

換毛期の困りごと……「公共の場」でのマナー

ブラッシングをしてもしても追いつかないのが3月。
特にこの時期のお出かけやお花見で困るのが、「風に乗って舞い上がる抜け毛」です。

お外だから大丈夫、と思いがちですが、カフェのテラス席や人が多い公園では、抜け毛が他の方の服や食べ物に入ってしまうことも……。

  • お出かけ中、抜け毛が舞い散るのを物理的にガード
  • お家の中でも、ソファーやカーペットへの付着を最小限に

「服を着せるのはおしゃれのためだけじゃない」
換毛期を経験している飼い主さんたちの間では、今やウェアは立派なマナー&お掃除軽減アイテムとして定着しています。

ブラッシング後の「毛の山」を見て、春の訪れを感じる……。
これもダブルコートのワンちゃんと暮らす醍醐味かもしれません。